寒さが身に染みる季節となりました。
日頃の「ありがとう」と「お変わりなくお過ごしください」の気持ちを込めて贈るお歳暮は、心と心をつなぐ大切な習慣でございます。
年末の慌ただしさが始まる前に、ゆったりとした気持ちで品を選び、確かな想いをお届けしませんか。
送り主様のご要望に合わせて掛け紙での包装を承っております。
詳しくはこちらをご確認ください。
~2,990円
3,000円~4,990円
5,000円~6,999円
7,000円~
お歳暮とは?
お歳暮は、日頃お世話になっている方へ1年の締めくくりにお礼の気持ちを伝える贈りものです。起源は江戸時代のお盆と暮れの挨拶に遡り、近年では親戚や上司といった定番の相手に加え、友人や先生などへ贈る人も増えています。
主な贈り先と目的の例
- 親戚・義実家: 家族・親戚間の良好な関係を保つための挨拶として。
- 上司・仕事関係: 1年間の指導やサポートへの感謝の気持ちとして。
- 恩師・習い事の先生: 教育や指導への敬意と感謝を示すため。
- 仲人: 結婚時にお世話になった方へ、一般的に3年程度は贈ります。
- 友人・知人: 日頃の感謝や近況報告として。
相手との関係性を考慮し、無理のない予算と品物を選ぶことが大切です。
1. 時期
お歳暮は、一般的に12月初旬から20日頃までに届くように手配します。
【地域別の目安】
- 東日本(北海道、東北、関東): 11月下旬〜12月20日頃
- 西日本(中部、関西、中国、四国、九州): 12月13日頃〜12月20日頃
時期が遅れた場合: 松の内(1月7日頃)以降は「寒中御見舞」として贈ります。
2. お歳暮の相場
相場は関係性により異なりますが、一般的には3,000円〜5,000円程度が目安です。特にお世話になった方には5,000円〜10,000円程度。毎年無理なく続けられる予算設定が大切です。
3. 熨斗(のし)について
- 水引: 紅白の「蝶結び」を使用します。(何度でも結び直せることから、お祝い事に使用)
- 表書き(のし上): 「御歳暮」とします。
- 名入れ(のし下): 贈り主の氏名をフルネームで記入します(連名は目上の方を右から)。
- かけ方: 控えめに贈る意味で、品物に直接のしをかけ包装する「内のし」が一般的です。
4. 贈り先の方が喪中のときは?
お歳暮はお祝いとは違い、日頃の感謝の気持ちを伝えるものです。贈る側と贈られる側、どちらが喪中であっても忌明け(四十九日)を過ぎていれば、贈って差し支えありません。
【のし(熨斗)の扱い】
その際には、紅白もろわな結びののし紙ではなく、水引きやのしの無い「無地短冊」に「御歳暮」と表記して贈るとよいでしょう。
時期を過ぎた場合の表書き:
忌明けがお歳暮の時期を過ぎている場合は、その後の季節の表書きを使います。
- 松の内(関東:1月7日、関西:15日)が過ぎてから立春の前日までは「寒中御伺」
- 立春から2月末日までは「余寒御伺」
